アラセブから、ごきげんよう!のんびり、ゆったり、面白そうなことをお話ししていきますね!たまにはのんびりとチェックしてみてください!

呼吸法とは?腹式呼吸は?胸式呼吸は?

ごきげんよう!

今日は、話す時や歌う時の「呼吸法」についてお話ししていきますね。

私は西洋の歌が好きでしたので、どうしても西洋風の声の出し方でないと雰囲気が違ってきます。
なので、骨盤が寝ている私は、骨盤を起こして歌う姿勢に意識をして生活をしています。

歌のジャンルによって、身体の使い方やインナーマッスルの使い方、意識のもっていき方・・などが違ってくると思っています。

以前、長唄を師匠の口三味線でお稽古をしたことがありますが、微妙にインナーマッスルの使い方が違うかな・・
って感じたことがあります。

それに、長唄は座って声をだすので、立って歌う時よりは声が出しやすいと感じましたよ。

ドローインを意識することで、骨盤が起きる姿勢になります。(ドローインについては声のお話しを参照して下さい。)
声のお話しはこちらです。
↓↓↓
ドローインのお話し

朝食の青汁を飲みながら、鏡の前でチェックをしています。(アラウンドセブンティより若く見えるかも・・フフ・・)
下腹が引き締まるし背筋が立ちますよね。

腹式呼吸!

そう!腹式呼吸のお話しです。
よく、丹田を意識して、鼻から空気を吸ってお腹を膨らまし、口からスーッと息を吐いていきます・・
と説明をしながらみ~んなで一緒にやります。

昔は、

先生が教室の中を生徒一人づつ見て回り、グーの手で生徒のお腹に当てて
「ハイ、もっと腹筋に力を入れて・・」といっている光景をよく見ました。

お腹に手を当てられるので、お腹にギュッと力を入れるのだな・・と
素直な生徒さん達はお腹に力を入れることが腹式呼吸なのだ・・と勘違いをしてしまう人が出てきたのかもしれません。

私は勘違いをしていました!(トホ・・)
クセになっていましたから直すのに時間がかかりましたのよ。

力を入れ過ぎていたので「どうも声が硬いと感じる」とか「モヤモヤ違和感」を感じていました。
ギュッと力を入れてはダメなのよ!

人間のインナーマッスルって声を出す時には自然とその部分の
筋肉が仕事をするように出来ているのです。

鼻から空気が入ってくると、自然にしていればお腹が膨れますよね?
横になって寝ている時は、自然に呼吸をしていますから、その時は腹式呼吸になっています。

そのように人間の身体は作られているようです。
お腹が膨らんで、息を出すと凹みます。

で、声を出す時や歌をうたう時には、睡眠の時とは少し違います。
健康な時に、声を出す時や歌をうたう時に「おへその奥」が締まる・自然な力が入りませんか?

クシャミをする時ってお腹に自然な力でクシャミを出してくれますよね?
笑う時だって同じです。

腹筋を使えるように作られているのですから「エイ!」って力を入れなくても良いのですね。

私が考える声を出す時・歌をうたう時の腹式呼吸!

鼻から空気を吸う⇒肺に空気が入ってくる⇒腹筋が下がり肺の下の奥まで・背筋・肋骨の内側に空気が入ってくる⇒風船が大きく膨らんだイメージ。

今度は口から息を吐いていく時です。

大きく膨らんだ風船を、なるべく縮ませないように、お腹が凹まないように、腹筋をその位置にとどめておくようにします。

大きく膨らんだ風船の内側に圧をかけて、少しづつ息を吐いていく感じです。そんな感じで口から息を吐いていきます。

この時の圧力が欲しくなるのですが、力というよりは「キープする」と表現した方がしっくりきます。

なので、よく使うのが「歯と歯の間からスッーと言いながら息を吐いていきましょう!」です。

この説明は、力が入り過ぎないし、適度な力が腹筋に入っているので良い方法だと思います。

先生の声かけは「力をいれ過ぎないように!」が大切になってくると思います。

先生の一言は、生徒にとっては神に近い響きがありますものね。

力を入れ過ぎると、胸が動かなくなるし、肩甲骨も動かなくなり、結果、硬い声になってしまうと思っています。

ドローインをするだけで解決します!

ドローインは、おへその回りを肩甲骨の方向にキュッと上げて身体を支えますよ!

そしてキープをし続けます!

ドローインで生活するのです!

そして、自然に呼吸をしていくだけで、自然と正しい腹式呼吸が出来ていると感じます。

とっても自然で身体にも良いと考えています。

胸式呼吸!

歌をうたう時には胸式呼吸も自由に使えることが大切です。

胸式呼吸というと、うたう時にはNGと捉えている人は意外に多くいます。

「歌は腹式呼吸でしょ!」と思っています。 そのとおり!

でも、胸式呼吸も自由に出来ないと、その周りが動かなくなります。

上半身を緩めておかないと表現を付けたい時など上手くいかない原因になると思いますよ。

胸式呼吸は、腹筋を下げないで肺に空気を入れるだけの呼吸法です。

浅い呼吸なので、空気が多く入ってこない・・

沢山空気を入れたい!・・だから腹式呼吸が大切ってフォーカスされちゃったのね。

歌う時には胸式も腹式も、両方が大切。

歌う時って「インナーマッスル」を使いますから、
すぐ使えるように身体は緩めておく必要がありますよ。

それに、
歌う時って、フレーズにもよるけれど、
いつもいつも沢山の空気はいらないと思いますよ。

まとめ

声を出す時や歌うときの呼吸法についてお話ししました。

正しい腹式呼吸や胸式呼吸を練習して「楽に」インナーマッスルを使いこなし、スムースに声を出していって下さいね。

兎に角、正しい方法は身体に無理がありません。姿勢が良くなり身体にも良いこととなります。

その他の呼吸法には、「中村明一著『密息』で身体が変わる」によると、
「密息」と「逆腹式呼吸」があると書かれています。

「密息」中村明一著、Amazonにありますよ。
↓↓↓
Amazon「密息」

上記した、私が考える腹式呼吸は、中村明一氏の「密息」を骨盤を起こしたバージョンと言えるのかもしれません。

次回は、歌をうたう時に必要となるトレーニングのことをお話しします。

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